ローゼルジャム

ローゼルジャム

ローゼル(Roselle):食用ハイビスカス

沖縄暮らし中、出会った食材。

どうしてもジャムにしてみたくて、近所のホームセンターの野菜直販コーナーで購入しました。別のお野菜を納品に来ていた生産者のおばあさんに、調理の仕方、アレンジなどいろいろ教えてもらうという・・。鮮やかな赤色で酸味のあるジャムは沖縄で出会った忘れられない味のひとつです。

その時のおばぁに教えてもらった「林檎&ローゼルジャム」や「生ローゼルティー」も大のお気に入りです♡

 



【材料】

〈ローゼルジャム〉  
 ローゼル(生) 2袋(正味200g強)
グラニュー糖 100g
レモン汁 小さじ1
〈ローゼル&林檎のジャム〉  
ローゼル(生) 2袋(正味200g強)
林檎 1個
グラニュー糖 200g
シークヮーサー 2個

 



【ローゼルの下処理】

①ローゼルをザルに入れて、水洗いする。

②種を除きます(緑の部分が種)。細かい毛が手に刺さるのでゴム手袋を用意してもいいかも。

③右側が種を取った状態。右側をジャムに加工します。



【作り方】

①左の種を取り除いた部分を使います。右側の種の部分は使いません。

②鍋にローゼル(+林檎)と、果肉の半重量の砂糖、水を100cc程入れて煮る。アクが出てきたら除きつつ、混ぜながら更に煮込む。

③とろみがついたら、仕上げにレモン汁を加える。煮沸消毒した瓶に詰めて熱いうちに蓋を閉める。粗熱を取って、冷蔵庫で保存。



【食材について】:ローゼル

ローゼル(Roselle):食用ハイビスカス

 

アオイ科フヨウ属の植物。原産は西アフリカ。

9〜11月に開花。旬は11月中旬〜12月中旬?

 

花が咲いた後の萼(ガク)を使います(中に緑色の種が入っているので取り除いて)。萼と苞の肥大化した部分は生食ができ、酸味がある。ジャムやお酒、ハーブティに加工もされる。

 

ビタミンC・クエン酸・カリウム・アントシアニンなどを豊富に含み、美肌・疲労回復・むくみ・眼精疲労・血流の改善などの効能があるらしい。

【今回の反省点】

12月中旬までが旬、と知っていたけど、購入時期がちょっと遅かった・・「下処理」の写真は、出始めのローゼル(たぶん2年前の写真?)。暗褐色で肉厚なローゼルが今回購入したものです。

 

12月下旬に、おんなの駅に聞いたら、最後の入荷があるというので、喜んで注文したローゼル。立派なローゼルと思ったのですが、最初の2袋は「ローゼルと林檎のジャム」に調理したけど・・すじっぽい。

次の2袋は、「ローゼルジャム」に。仕上げにザルで裏ごしました。出始めのものは、柔らかくて裏ごしは不要だったと思います。来年は、出始めに購入しよう。

 

アレンジで、ブランデーやシナモンスティックの風味を加えて作ってみたいw



【たのしみ方】

写真はローゼルジャム。

主にヨーグルトソース用に作っています。パンやクリームチーズに合わせても。ロールケーキのクリームに入れてもよさそうw今度作ってみよう!

生ローゼルティー

①生の花びらをちぎって、熱湯を注いで蓋をしてしばらくまちます。

 

②鮮やかな赤色の生ローゼルティーに。いろいろ教えてくれたおばぁのオススメです。爽やかな酸味があって美味しい。